総合診療科を受診してみた
食欲不振と、それに付随してくる全身倦怠感の治療の続編。
血液検査も異常なし、胃カメラの結果も異常なし ... ときて、実感手詰まり感が出てきたので、友達に勧められた総合診療科というものを受けてみた。
総合診療科とは、医療における診療科のひとつで、あまりにも専門化・細分化しすぎた現代医療の中で、特定の臓器・疾患に限定せず多角的に診療を行う部門。 https://ja.wikipedia.org/wiki/総合診療科
受診した病院は下記。
言われたこと
- 血液検査も異常なし、胃カメラの結果も異常なしとなると、何か疾患があってそうなっているというより、胃の機能そのものが低下していると考えられる
- こういう場合は漢方が良いので、漢方を出します
で、出されたのは 柴胡桂枝乾姜湯 。一ヶ月間飲んでくれとのこと。
体力がなく、貧血気味で、口が渇き、動悸(どうき)や息切れがあり、神経過敏な人の、更年期障害やいわゆる血(ち)の道症※、神経症、不眠症などに用いられる漢方薬です。
フム。
漢方について
自分は過去に、近所の消化器内科で 六君子湯 、 補中益気湯 を出されたことがあったが、ほとんど効果は感じられなかった。ただそのときは2週間の処方だったので、もう少し長い期間漢方を飲み続けてみたら何かしら効果はあるかもしれない。
感想
一発逆転をほんのちょっとだけ期待して行ったものの、やはりすぐにどうにかなるものではないかぁ ... という感想。
残念ながら、まだまだ道のりは長くなることを覚悟しなければならなそう。
横道:機能性胃腸症について
通院の話から逸れるが、一般に、臓器に疾患がないのに胃に異常が起こるのは機能性胃腸症として分類されるらしい。
最近のあれこれ
もう少しマメに更新したい。。とはいえ、後述のように今回は体調を崩していたので仕方ないところはあるが。
内視鏡検査をした
食欲不振の件で内視鏡検査。
結論、軽い逆流性と軽い胃炎が見られたものの、そこまで珍しくないレベルのようで、食欲不振の原因の特定には至らず。
一応血も抜いてもらったのでピロリ菌の検査結果を明日聞きに行く。
倦怠感と頭の回らなさが酷すぎて会社を 6 営業日休んだ
10 月末のことだったかな。こんなに酷かったのは多分初めて。
酷くなってから 2 週間くらいで少し落ち着き、仕事に復帰した。
時間の経過で自然に収まったのか、休んだことによって良くなったのか、どちらだったのだろう ... 。
かかりつけの心療内科に通院
倦怠感と頭の回らなさが悪化したことを話す。
確か、トレドミンがやや増量になっただけだった気がする。
食欲不振の次の打ち手を考えたい
これは次の通院時に要相談。
食欲不振と倦怠感がセットになってついてくる感じ。食欲がないほど倦怠感も酷い。もしかすると食欲不振を解決できれば倦怠感もマシになるかもしれないし、逆パターンもあるかもしれない。
自分用メモ: 家に残ってたドグマチールを服用したところ倦怠感で翌日会社を休むほどだったので、要注意。
記録( '17/10/31 )
体調悪化
先々週くらいから体調が突然悪化した。
具体的には、
- 倦怠感が 前回の記録時 よりさらに強まった
- 今までは 30 分ほど休めばマシになったが、今回のは休んでもマシにならない
- 頭が一切回らない
- 文章や図が全然頭に入ってこない
という状況。
仕事にならないので、既に先週の水木と今週の月火を休んでしまっている。
今のところ全く良くなる兆しが見えず、2 度目の休職フラグ(新卒 1 年目に 1 度経験した)が立ちつつある。
メンタルクリニックへの定期通院
だったのが、イフェクサーがあまり効果が感じられないので(同じ SNRI の)トレドミンに替えようということになった。
ただ、調べたところトレドミンはそんなに効果の高い薬ではないらしいので、あまり期待はしないほうが良いかもしれない。
SNRI と西洋医学
自分にはサインバルタがとても合っていて、これを出されてから頭が回らない問題と倦怠感がかなり改善した(今は症状が悪化してサインバルタだけでは抑えきれてないけど)。なので最近はサインバルタと同じ SNRI 系統の薬が処方されている。
今まで長らく通院してきて、
- 劇的に効いたのはサインバルタくらい
- 漢方も計 5 種類くらい試したけどどれもほぼ効果を感じられなかった
という結果だったので、今のところは今のメンタルクリニックで通院を続けようと考えている。
食欲引き続き戻らず
明日内科に通院するので、そこで血液検査の結果を教えてもらう。(そもそもの原因が鬱とかメンタル的なことにある場合、意味ないけど ... )
今の症状のまとめと今後とりたいアクションを整理
今困っている症状
今年の 3 月までは
- 常に倦怠感がある(通勤の 30 分間も苦労するくらい)
- 眠りが浅く、十分な時間寝ても身体の疲れが取れず、頭も回らない
という症状に悩まされていたが、今年の 4 月からは上記に加えて
- 食欲が 4 割くらいになる
- 倦怠感が一気に増加する
という症状に新たに悩まされるようになった。2 つの症状が出た時期はほぼ同時。心当たりは特に無い。
1
については、近場の内科・消化器科を 2 件ほど回り、胃腸の動きや消化を改善する薬を一通り出してもらったが、あまり改善しなかった。今年の 2 月には胃カメラをしたのだが、胃の中は異常なし。
2
については、抗鬱剤(サインバルタ)の量を 3 倍にしてもらって少し緩和したが、まだまだ以前までの状態には戻れていない。仕事にはそこそこ支障が出ており、頭が切れず、人と会話したり長文を読むことにかなり苦労する。勉強も殆ど止まってしまっている。
かかりつけの心療内科での治療
抗鬱剤を増やしてもらっているが、劇的な改善はしていない(特に 1
の食欲はほとんど戻っていない)。
そもそも、鬱(メンタル)に起因して 1
, 2
の症状が起こっているのかも不明。
今後どうするか
食欲が落ちた問題が、メンタル的なものに起因しているのか、それとも消化器に異常があって起こっているのか、きちんと切り分けたい気持ちがある。今のところ心療内科での治療では食欲は改善していないため、一度そこそこ大きな総合内科で消化器を診てもらおうかなと考えている。
総合内科での診療が終わったらまた記事として書き残したい。